通常よく製造されている金箔は3寸6分(109mm角)ですが、大鹿商行では、
熟練の職人さんによって製造された日本一大きい金箔*(327mm角)も扱っています。
*弊社調べ
金箔って何?
金を微量の銀・銅とともに叩いて1~2ミクロン
(1万分の1から2ミリ)の
薄さまで伸ばしたものをいい、
日本の伝統工芸です。
その優雅で輝きが不変を表すと珍重され、
「箔がつく」という表現があるように、古くから装飾品、
伝統工芸品や神社仏閣など建築において、
その価値を高めるものとして用いられてきました。
最近では、食品のトッピング、美容・化粧品や
日用品などでも目にする機会が増えてきています。
箔の種類
「箔」は金属を薄く打ち延ばしたものをいい、金箔以外にも、銀箔/プラチナ箔/洋箔などがあります。
金箔の選び方
金箔は「製法」と「号(金の含有量)」によって選びます。
■縁付(えんつき)箔
古来よりの製法で、柿渋・卵白・わら灰を含んだ液
を手漉きの和紙に染み込ませ、それを何度も叩いて
紙をしめる作業を行った専用の箔打紙が必要とな
ります。
そのため、金箔が出来るまでに半年ほどかかります。
■断切(たちきり)
昭和40年代に生まれた新しい製法で、洋紙(グラ
シン)に特殊なカーボンを塗布した箔打紙で製造
した金箔です。
紙の仕込みに手間を必要とせず、量産も可能なた
め、最近は断切が主流になっています。
合金率によって、出来上がった金箔の色合いも呼び方も変わります。
純金の占める率が高いほど、黄金色(赤味を帯びた色)になります。